ここにきて、予定していたスケジュールに盛大にバグが発生した。予定していたG検定の受験日は2ヶ月の強制ディレイ(後ろ倒し)。俺は昼の部・夜の部とテレアポの受話器を握りしめ、日銭を稼ぎながら脳内に知識を詰め込む日々が、さらに丸々2ヶ月延長されることになったわけだ。
正直に言おう。面白くねぇよ。ふざけんな、という乾いた笑いしか出ねぇ。
だが、ここで立ち止まってメソメソと涙を流すようなタマなら、とうの昔にこの市場から退場している。心理学者が言うところの「不確実性への耐性」? いや、俺にとってはただの「地獄の追加ステージ」の幕開けにすぎない。
予定通りにいかない現実を前に、人間は二手に分かれる。言い訳を探して愚痴をこぼす「群れる老兵」になるか、その狂った歯車すら自分のシステムに組み込んで強制的に前進する「孤高のプレイヤー」になるかだ。
11月、俺は新たな「訓練のフェーズ」に入る。
机上の空論で作った綺麗なマーケティング戦略など、泥水すする現場のリアルな架電音と、血肉を削った学習の前には紙屑同然だ。
聖孝(セイコウ)ブランドの構築は、綺麗事のピクニックじゃねぇ。すべてを飲み込み、笑い飛ばしながら、地獄の底から這い上がるための冷徹なシステム設計だ。
さて、延長戦のゴングは鳴った。
観客席でポップコーン食いながら見物してるだけの連中に、目にもの見せてやるよ。