今日の仕事を終えたばかりの今、ふと思う。
世の中には「一生懸命やれば、いつか誰かが認めてくれる」と信じて、思考を止めている人が多い。だが、現実は残酷だ。著者の橘玲氏が説くように、社会は冷徹なまでの最適化を求めている。
【問題意識の欠如】
「自分には問題がない」と思っている組織や個人ほど、実は問題が積み上がっている。多くの人は、会話を「クローズドクエスチョン(はい/いいえ)」だけで終わらせようとする。
「マニュアル通りに聞きました」「相手がNOと言ったから終わりです」
これは、一見効率的に見えて、実は「対人マネジメントの放棄」だ。
相手の思考を深掘りせず、表面上の言葉だけで片付けるのは、思考停止の怠慢に過ぎない。
私はあえて、オープンクエスチョン(「どう思いますか?」「なぜそう感じたのですか?」)を投げる。
そこで見えてくるのは、「実は自分でも答えを持っていない」という相手の困惑や、真の課題だ。
相手の曖昧な内面をあぶり出し、それを整理するプロセスこそが、真の「管理(マネジメント)」である。
答えのない問いに向き合うのはエネルギーがいる。だからこそ、ほとんどの人間はそこから逃げる。
だが、その逃げた先に、成長も、目標達成も、存在しない。
【2:エネルギーの配分】
私は大目標のために、小目標へ小さなエネルギーをバランスよく配分している。
多くの人は、目の前の「つなぎ」の仕事に全エネルギーを注ぎすぎて、肝心の「自分の人生のマネジメント」を疎かにする。あるいは、人間関係に期待しすぎて、裏切られたと嘆く。
【結び】
私の最終目標は完璧な人間ではない。
だから、他人に下に見られて離別することになっても、それは「境界線」を引くための管理プロセスに過ぎない。
あなたは今日、自分の時間をどうマネジメントしたか?
「ただ忙しかった」で終わらせるのは、自分への冒涜だ。
世の中の仕組み(システム)を理解するのは最低限の嗜みだ。だが、システムを理解しただけで人生が豊かになるわけではない。その冷徹な構造の上に、いかに自分らしい『感覚』や『デザイン』を乗せていくか。そこにしか、本物の平和はない。」

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[セイコウ / SDDPソリューション・プロバイダー]
「人は成長するために生き、目標達成のためにマネジメントを愛する」という思想を持つ感覚派マーケッター。
橘玲的なシステム思考で社会の冷徹な構造を解剖しつつ、デザイン思考とオープンクエスチョンを武器に、カオスの中に「個の平和」を構築する対人支援を行う。
普段はマーケティングの実践と並行し、つなぎの現場ですら「マネジメントの実験場」として活用する徹底した管理主義者。しかし、ひとたびコーチングの場に立てば、対象者のすべてをマイルドに受容し、その成長のために祈りを捧げるという二面性を持つ。